梅田アバンチュール - やよいのブログ

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梅田アバンチュール

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やよい(38)

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~三ツ星クラスの極上妻~

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(145件中 41~60)

  • 紙の音

    投稿: 2026/10/18 22:12

    **紙の音**
     
    片づけをしていたら、少し厚手の包装紙が出てきました
     
     
    手に取ると、カサリと乾いた音…
     
     
    薄い紙とは違う、少し張りのある手触りです
     
     
    きれいに畳もうとしたのですが、一度ついた折り目が、どうしても浮き上がってしまって…
     
     
    「なかなか頑固…」
     
     
    向きを変えてみても、やっぱり元の形に戻ろうとします
     
     
    結局、無理に整えるのはやめて、折り目に沿って畳むことに…
     
     
    紙にも、それぞれ癖があるようです
     
     
    最後にもう一度、カサリと小さな音…
     
     
    今夜は、このあたりで…

     
     
    やよい(38)ブログ10/18 00:00
  • 小さな癖

    投稿: 2026/10/18 17:02

    **小さな癖**
     
    先日、引き出しを整理していたら、海外で使っていた硬貨が出てきました
     
     
    大きさも色もさまざまで、並べてみると、なんだか賑やかです
     
     
    何気なく眺めていたのですが、気づけば国ごとに分け始めていました
     
     
    さらに、大きさを揃え、いつの間にか向きまで気になって…
     
     
    「あら、何をしているの…」
     
     
    普段はそれほど几帳面なつもりはないのに、こういう小さなことには、妙にこだわってしまうのです
     
     
    結局、きれいに並べた硬貨をまた、無造作にまとめてしまいました

     
    せっかく揃えたのに、これでは元どおりです…
     
     
    旅先では何気なく使っていた小銭も、今では懐かしい思い出のひとつ…
     
     
    次に引き出しを開けたときも、きっとまた並べ直してしまいそうです


     
     
    やよい(38)ブログ10/18 00:00
  • 装い

    投稿: 2026/10/18 04:22

    **装い**

     
    1960年代のロンドンは、女性たちの装いが、大きく変わり始めた時代です
     
     
    それまでの優雅な曲線とは対照的に、直線的なシルエットや、大胆な幾何学模様のドレスが登場しました
     
     
    なかでも印象的なのが、軽やかなミニ丈のワンピース…
     
     
    当時の写真を眺めていると、新しい時代を楽しもうとする女性たちの活気まで伝わってくるようです
     
     
    私はどちらかといえば、柔らかな曲線や、落ち着いた色合いの装いが好み…
     
     
    けれど、あの時代の思い切りのよいデザインには、不思議と惹かれるものがあります
     
     
    「こんな大胆な色合わせも素敵…」
     
     
    自分では選ばない装いにも、思わず目が留まってしまいます 
     
     
    時代によって流行は変わっても、装うことを楽しむ気持ちは、きっと変わらないのでしょうね
     
     
    今朝は、少し懐かしい英国のファッションに思いを寄せて…

     
    皆さまも、素敵な日曜日を…
      

     
    やよい(38)ブログ10/18 00:00
  • 音の余韻

    投稿: 2026/10/17 22:02

    **音の余韻**
     
    夜、久しぶりに音楽を聴いていました
     
     
    以前は、オペラの華やかな歌声や、クラシックの美しい旋律に心惹かれることが多かった私ですが、最近は、ジャズの自由なリズムにも不思議と心地よさを感じます
     
     
    ピアノの軽やかな音色に、少し遅れて重なるベースの低い響き…
     
     
    同じ音楽でも、耳を傾けるところが変わってきたようです
     
     
    昔は旋律を追いかけていたのに、今は、音と音の間に生まれるほんの短い静けさまで楽しんでいたりして…
     
     
    好みが変わったというより、好きなものが少しずつ増えているのかもしれません
     
     
    今夜は、もう一曲だけ…
     
     
    皆さまも、心地よい週末の夜を…


     
    やよい(38)ブログ10/17 00:00
  • 路地の先

    投稿: 2026/10/17 17:02

    **路地の先**
     
    以前から少し気になっていた、教会のある通りの裏路地…
     
     
    いつもは通り過ぎるだけでしたが、先日、ふと、思い立って歩いてみました

     
    表通りの賑やかさとは違い、細い道には古い建物が並び、どこか異国情緒が漂っています
     
     
    蔦の絡まる壁や、少し趣のある窓の形…
     
     
    「こんな場所があったの…?」
     
     
    見慣れた街のはずなのに、知らない土地を歩いているような気分に…
     
     
    気になる角をひとつ曲がり、もう少し先まで…
     
     
    そうして歩いているうちに、思っていた場所とは違う通りに出てしまいました
     
     
    「あら、ここにつながっていたのね…」
     
     
    少し遠回りになりましたが、なんだか得をした気分です
     
     
    普段は行き先を決めて動くことが多い私ですが、たまには、こんな寄り道もいいものですね
     
     
    次は、あの細い路地の先も歩いてみようかな…

     
     
    やよい(38)ブログ10/17 00:00
  • 海の伝説

    投稿: 2026/10/17 04:32

    **海の伝説**
     
    古いヨーロッパの地図には、思わず見入ってしまう挿絵があります
     
     
    帆船や羅針盤、そして、海に棲む不思議な生き物たち…
     
     
    なかでも心惹かれるのが、ギリシャ神話に登場するセイレーン…
     
     
    美しい歌声で船乗りを惑わせるという、神秘的な存在です
     
     
    古い地図に描かれたその姿を眺めながら、「昔の船乗りたちは本当にこんな生き物を恐れていたの?…」そんなことを考えてしまいました
     
     
    セイレーンは、もともと鳥と女性が合わさった姿で描かれ、時代とともに人魚のような姿でも表現されるようになったのだそうです
     
     
    同じ伝説なのに、時代によって姿が変わるなんて、興味深いですね
     
     
    古い地図を眺めていたはずが、いつの間にか神話の世界へ…
     
     
    あの小さな挿絵には、まだ知らない物語が隠れていそうです
     
     
    皆さまも、素敵な週末を…

     
     
    やよい(38)ブログ10/17 00:00
  • 夜の石畳

    投稿: 2026/10/16 22:02

    **夜の石畳**
     
    以前、夜の帰り道で見かけた、石畳の風景をふと思い出しました
     
     
    古い石が不規則に並ぶ道…
     
     
    昼間は何気なく通り過ぎてしまう場所も、夜になると、ずいぶん違った表情を見せます
     
     
    街灯の光が石の凹凸を照らし、小さな陰影が幾重にも重なっていました
     
     
    よく見ると、一枚ずつ形も大きさも違っていて…
     
     
    「こんなに不揃いだったの…」
     
     
    少し気になって、足元を眺めながら歩いていると、いつの間にか歩幅まで小さくなっていました

     
    昔から、古い建物や街並みを見るのが好きですが、その土地の歴史は、足元にも残されているのですね
     
     
    長い年月の間に、どれほど多くの人がこの道を歩いてきたのでしょう
     
     
    そんなことを考えながら、ふと、顔を上げると、街灯が思いのほか遠くに見えて…

     
    足元ばかり見ていたせいか、いつもより道が長く感じられました
     
     
    何でもない帰り道にも、少し視線を変えるだけで、違った景色が見えてくるものですね
     
     
    今夜は、そんな遠い日の街灯りを思い出しながら…
     
     
    皆さまも、穏やかな週末の夜を…


     
     
    やよい(38)ブログ10/16 00:00
  • 小さな挑戦

    投稿: 2026/10/16 17:14

    **小さな挑戦**
     
    普段は慎重なほうだと思うのですが、興味を持つと、急に行動的になることがあります
     
     
    先日、フランスの小さな焼き菓子のような「グジェール」を作ってみたくなりました
     
     
    チーズを練り込んだシュー生地を、こんがりと焼き上げるお料理です
     
     
    材料を揃えて、作り方もひと通り確認…
     
     
    「これなら、私にもできそう…」 
     
     
    そう思って始めたのですが…
     
     
    生地を絞り出す段階になって、思っていたよりも難しいことに気づきました
     
     
    大きさを揃えたつもりなのに、並べてみると、なんだか不揃い…
     
     
    小さなものもあれば、妙に立派なものもあって…
     
     
    それでも、オーブンに入れると、少しずつふっくらと膨らみ始めました
     
     
    焼き上がる頃には、チーズの香ばしい匂いが部屋いっぱいに…
     
     
    形は少々個性的でしたが、焼きたてをひとついただくと、外側はさっくり、中はふんわり…
     
     
    「なかなか美味しいかも…」
     
     
    思わず、もうひとつ手が伸びてしまいました
     
     
    お店でいただくときには、何気なく口にしていたお料理も、自分で作ってみると、手間や工夫がよくわかるものですね
     
     
    きれいに仕上げるには、まだまだ、練習が必要そうです…
     
     
    次は、もう少し形を揃えられるかしら…
     
     
    こうしてまた、小さな楽しみがひとつ増えました


     
     
    やよい(38)ブログ10/16 00:00
  • 古い扉

    投稿: 2026/10/16 04:32

    **古い扉**

     
    留学していた頃、ヨーロッパの古い教会を訪れたことがあります
     
     
    石造りの建物に、年月を重ねた大きな木の扉…
     
     
    近づいてみると、木目は深く刻まれ、重厚な鉄の金具が取り付けられていました

     
    何百年もの間、どれほど多くの人がこの扉をくぐってきたのでしょう…
     
     
    そんなことを考えながら眺めていると、ふと、気になったことがありました
     
     
    「こんなに大きな扉、いったいどんな鍵で開けるの?…」
     
     
    現代の小さな鍵とは違って、ずいぶん大きくて重い鍵なの…?
     
     
    それとも、見た目からは想像できないような巧妙な仕組みがあるのでしょうか
     
     
    気になり始めると、扉そのものよりも、鍵穴や金具ばかり眺めてしまって…
     
     
    せっかく歴史ある教会を訪れたのに、私の関心は思いがけないところへ…
     
     
    古い建築物には、華やかな装飾だけでなく、日々使われてきた道具や仕組みにも当時の職人たちの知恵が息づいています
     
     
    結局、あの扉を開ける鍵がどんな姿をしていたのかは、今もわからないまま…
     
     
    けれど、長い年月を経た木の質感と、冷たそうな鉄の金具は、不思議と記憶に残っています
     
     
    いつかまた訪れる機会があれば、今度こそ、あの鍵について尋ねてみたいものです
     
     
    秋の朝、遠い日の小さな疑問を思い出して…
     
     
    皆さまも、穏やかな一日を…

     
     
    やよい(38)ブログ10/16 00:00
  • 衣替え

    投稿: 2026/10/15 22:12

    **衣替え**
     
    朝晩の空気が、少しずつ冷たくなってきましたね 
     
     
    そろそろ秋物を出そう…と思い、クローゼットを開けました

     
    去年よく着ていた、薄手のカーディガン…
     
     
    確か、このあたりにしまったはず…
     
     
    ところが、探しても見当たりません
     
     
    棚をひとつずつ確かめて、ほかの引き出しまで開けてみたものの、なかなか出てこなくて…

     
    「どこにしまったの?…」
     
     
    結局、見つかったのは、最初に探した棚の、いちばん奥…
     
     
    きちんと畳んでしまっていたのに、自分で見落としていたようです
     
     
    ようやく取り出して袖を通すと、馴染みのある柔らかな肌触り…
     
     
    何年も愛用している一枚ですが、丁寧にお手入れをしながら、大切に着続けています
     
     
    新しいものに出会う楽しさもありますが、長く使うほど愛着が深まるものもありますね
     
     
    それにしても、衣替えをするたびに思うのです
     
     
    来年こそは、どこにしまったか忘れないようにしよう…、と
     
     
    きっと来年も、同じことを言っているのでしょうけれど…
     
     
    今年もまた、この一枚のお世話になる季節がやってきました

     
    皆さまも、暖かくしてお休みくださいね



     
     
    やよい(38)ブログ10/15 00:00
  • 特等席

    投稿: 2026/10/15 17:02

    **特等席**

     
    先日、愛猫が気持ちよく過ごせるように、寝床を少し整えてみました
     
     
    柔らかな敷物を敷いて、居心地もなかなかよさそう…
     
     
    「これなら、気に入ってくれるかしら…」
     
     
    そんな期待をしていたのですが…
     
     
    当の本人たちが選んだのは、すぐ隣に置いてあった段ボール箱…
     
     
    しかも、何の変哲もない、ごく普通の箱なのです
     
     
    「そちらのほうがよかったの…?」
     
     
    思わず話しかけても、こちらの気持ちなど、どこ吹く風…
     
     
    箱の中でくるりと向きを変え、すっかり寛いでいる様子です
     
     
    せっかく整えた寝床には目もくれず、段ボール箱の中で満足そうなお顔…

     
    その姿を見ていると、なんだか可笑しくなってしまいました
     
     
    猫たちには猫たちなりの、譲れないこだわりがあるのでしょうね
     
     
    結局、片づけるつもりだった箱は、そのまま残すことに…
     
     
    今では、すっかりお気に入りの特等席です

     
     
    やよい(38)ブログ10/15 00:00
  • 木の文様

    投稿: 2026/10/15 04:22

    **木の文様**
     
    日本の伝統工芸には、思わず見入ってしまう美しさがあります

     
    そのひとつが、組子細工…
     
     
    細く削られた木片を、釘を使わずに組み合わせ、繊細な幾何学模様をつくり上げる技術です
     
     
    なかでも、私が惹かれるのは「麻の葉」と呼ばれる文様…

     
    規則正しく広がる模様を眺めていると、木でできていることを忘れてしまいそうになります
     
     
    近くで見ると、一本一本の木片が驚くほど精密で…
     
     
    「これを人の手で組み上げているなんて…」
     
     
    その根気と技術に、ただただ感心してしまいます

     
    そして、もうひとつ美しいのが、光を通したときの表情…
     
     
    朝の柔らかな日差しを受けると、床や壁にも繊細な文様が浮かび上がります
     
     
    木でありながら、まるでレースのような軽やかさ…
     
     
    同じ模様でも、光の角度によって陰影が変わり、また、違った趣が生まれるようです

     
    華やかな装飾を加えなくても、素材と技術だけで、これほど豊かな表情が生まれる…

     
    日本の手仕事の奥深さを感じます
     
     
    目立たない小さな部分にまで、美しさを求める心…
     
     
    そんな丁寧なものづくりに、私はいつも惹かれてしまいます
     
     
    秋の朝、木と光が織りなす静かな美しさに思いを寄せて…

     
    皆さまも、穏やかな一日を…

     
     
    やよい(38)ブログ10/15 00:00
  • 夜の花屋

    投稿: 2026/10/14 22:27

    **夜の花屋**
     
    夜の帰り道…
     
     
    いつも通る花屋さんの前で、ふと、足を緩めました
     
     
    すでに閉店した店内は静かで、ショーウィンドウの灯りだけが柔らかく残っています
     
     
    昼間は色とりどりの花で賑やかな店先も、夜になると、ずいぶん違った表情…

     
    ガラス越しに見える花々は、まるで一日の仕事を終えて、静かに休んでいるようでした

     
    よく見ると、花束の間に小さな札が添えられています
     
     
    明日の朝には、また誰かの手に渡るのでしょうね
     
     
    お祝いの席に飾られるの…?
     
     
    それとも、何でもない日の小さな贈り物でしょうか…
     
     
    そんなことを想像していたら、少し楽しくなってしまいました

     
    昼間には気づかなかった、閉店後のお店の静かな佇まい…
     
     
    花を選ぶ人も、花を贈られる人も、まだ、知らない明日の物語がそこに並んでいるようでした

     
    さて、私もそろそろ帰りましょう
     
     
    皆さまも、穏やかな夜を…


     
    やよい(38)ブログ10/14 00:00
  • 小さな工夫

    投稿: 2026/10/14 17:20

    **小さな工夫**
     
    先日、クリーニング店でブラウスを受け取ったときのこと…
     
     
    お気に入りのリボンタイが、ふんわりと美しく整えられていました
     
     
    細かなひだまで、まるで新品のような仕上がり…
     
     
    「こんなに綺麗に仕上がるんですね…」
     
     
    思わずお尋ねすると、フリルの形を崩さないよう、少しずつ丁寧に整えているのだそうです

     
    何気なく聞いたお話でしたが、その細やかな工夫に感心してしまいました
     
     
    「職人さんってすごい…」

     
    帰宅してから、別のブラウスで試してみたのですが…
     
     
    これが、なかなか難しくて…
     
     
    片方を整えると、今度は反対側のフリルが気になって…
     
     
    ようやく形が決まったと思ったら、最初のほうが綺麗だったような気もして…
     
     
    結局、あれこれ触っているうちに、ずいぶん時間が経ってしまいました
     
     
    簡単そうに見えることほど、実は経験と技術が必要なのですね

     
    そんなことを考えながら、改めてブラウスを眺めていました
     
     
    日常の何気ないところにも、まだまだ知らない工夫があるものですね


     
    やよい(38)ブログ10/14 00:00
  • 光の詩

    投稿: 2026/10/14 04:22

    **光の詩**

     
    西洋絵画を眺めていると、光の描き方に心を奪われることがあります
     
     
    そのなかでも、私が惹かれるのは、フランスの画家クロード・モネです
     
     
    モネは、同じ風景でも季節や時間によって移り変わる光を、繰り返し描き続けました
     
     
    なかでも印象深いのが、『ルーアン大聖堂』の連作です
     
     
    同じ大聖堂の正面を描いているのに、朝の柔らかな光を受けた姿と、午後の日差しに包まれた姿では、まるで違う表情を見せています
     
     
    石造りの建物が、淡い薔薇色に染まったり、青紫の陰影に包まれたり…
     
     
    「石の建物が、こんなにも柔らかく見えるなんて…」
     
     
    初めて作品を知ったとき、その色彩の豊かさに驚きました
     
     
    形は変わらなくても、光が変われば、見える景色も変わる…

     
    モネが描こうとしたのは、建物そのものだけではなく、その瞬間にしか出会えない光だったのでしょうね
     
     
    何気なく見慣れた風景にも、まだ気づいていない美しさが隠れているのかもしれません

     
    秋の朝、少しだけ光の移ろいに目を向けて…

     
    皆さまも、穏やかな一日を…

     
     
    やよい(38)ブログ10/14 00:00
  • 影法師

    投稿: 2026/10/13 22:22

    **影法師**

     
    夜、スマートフォンの写真を整理していたら、一枚の写真に目が留まりました…
     
     
    夕方の道に伸びた、自分の影法師…
     
     
    けれど、写真は少しぶれていて、何を撮りたかったのか、最初は思い出せませんでした…
     
     
    「どうして、こんな写真を撮ったの…?」
     
     
    しばらく眺めているうちに、ふと、思い出しました
     
     
    夕暮れの帰り道、西日を背に歩いていたら、自分の影が驚くほど長く伸びていたのです
     
     
    面白くなって撮影したものの、歩きながらだったせいか、ぶれてしまっていました…
     
     
    よく見ると、影の輪郭も曖昧で、足元だけが妙に長く写っています
     
     
    削除しようと指を伸ばして、結局、そのまま残すことにしました
     
     
    きれいに撮れた写真ではないけれど、夕方の空気や、帰り道の気分まで不思議と思い出せたから…
     
     
    そうしているうちに、肝心の写真整理は、ほとんど進まず… 
     
     
    また、一枚、消せない写真が増えてしまいました
     
     
    何でもない一瞬ほど、あとになって愛おしく感じることもありますね
     
     
    皆さまも、穏やかな夜を…


     
    やよい(38)ブログ10/13 00:00
  • 隠れた彩り

    投稿: 2026/10/13 17:02

    **隠れた彩り**

     
    先日、着物の八掛を選ぶ機会がありました
     
     
    八掛は、着物の裾や袖口の内側に使われる裏地のこと…
     
     
    歩いたときや、ふとした仕草の中で、ほんの少しだけ色が覗きます
     
     
    今回は、華やかな色よりも、上品で落ち着いた色合いに惹かれました
     
     
    何枚かの色見本を並べていただき、着物の表地と合わせながら、光の当たり方による違いも確かめて…
     
     
    「こちらの色が、しっくりきますね…」
     
     
    そう思って選んだのは、深みのある、くすんだ藤色…
     
     
    仕上がりをお願いしたあとも、あの色の組み合わせが心に残っています
     
     
    着物は、表から見える美しさだけでなく、普段は隠れている部分にも細やかな心配りがあるのですね
     
     
    考えてみれば、八掛の色をこんなに真剣に選ぶ自分に、少し驚いてしまいました…
     
     
    けれど、ほんのわずかに見える色だからこそ、大切にしたくなるのかもしれません
     
     
    仕立て上がった着物に袖を通す日が、今から少し楽しみです
     
     
    目立たないところにこそ、その人らしい美意識が表れる…
     
     
    そんな日本の装いの奥深さを、改めて感じたひとときでした



     
    やよい(38)ブログ10/13 00:00
  • 糸の記憶

    投稿: 2026/10/13 04:32

    **糸の記憶**

     
    繊細なアンティークレースを眺めていると、ふと、思い出す光景があります
     
     
    幼い頃、祖母はかぎ針を使って、美しいレースを編んでいました
     
     
    暖炉のそばに腰を下ろし、細い糸を指先に掛けながら、ひと目、またひと目と編み進めていく…
     
     
    祖母は多くを語る人ではありませんでした
     
     
    ただ、静かに手を動かし、時折、編み目を確かめるように指先を止めていたことを覚えています
     
     
    暖炉の薪が小さくはぜる音と、柔らかな炎に照らされた祖母の横顔…
     
     
    子どもの私には、何がそんなに楽しいのか、少し不思議でもありました
     
     
    けれど、一本の糸から少しずつ美しい模様が生まれていく様子には、いつも目を奪われていました
     
     
    今、私の手元に残っているのは、祖母が編んだレースだけです
     
     
    細かな編み目を指でそっとなぞると、あの暖炉のそばに座っていた祖母の姿が自然と思い浮かびます
     
     
    言葉として残されたものは少なくても、手仕事には、その人らしさが宿るのでしょうね
     
     
    あの頃は気づかなかった、静かな時間の豊かさ…
     
     
    今になって、少しだけわかるようになった気がします
     
     
    秋の朝、大切にしているレースを眺めながら…
     
     
    今日も穏やかな一日になりますように…


     
     
    やよい(38)ブログ10/13 00:00
  • 夜の灯り

    投稿: 2026/10/12 22:15

    **夜の灯り**

     
    夜、部屋の照明を少し落としたとき、壁に映る影がふと目に留まりました
     
     
    観葉植物の葉が、思いのほか大きく映っていたのです
     
     
    「こんな形にうつるんだ…」
     
     
    昼間は何気なく眺めている葉なのに、夜の灯りを受けると、まるで別の植物のよう… 
     
     
    少し気になって、照明の向きを変えてみました
     
     
    すると、今度は葉の影が重なって、壁に繊細な模様が浮かび上がりました
     
     
    面白くなって、もう少し角度を変えてみたら…
     
     
    せっかく美しく重なっていた影が、すっかり消えてしまって…
     
     
    「さっきのほうが素敵だったかも…」
     
     
    結局、元の角度に戻そうとしたものの、なかなか同じ形にはならなくて…
     
     
    ほんの少しの違いで、こんなにも表情が変わるのですね

     
    何でもない部屋の一角に、思いがけない美しさを見つけた夜…
     
     
    灯りを落とすつもりが、しばらく影と遊んでしまいました

     
    今夜は、いつもより少し柔らかな灯りの中で…
     
     
    皆さまも、穏やかな夜を…


     
    やよい(38)ブログ10/12 00:00
  • 思い込み

    投稿: 2026/10/12 17:12

    **思い込み**

     
    先日、オリーブオイルを求めて、専門店へ足を運びました
     
     
    産地や品種によって、香りも味わいも異なるオリーブオイル…

     
    美しく並んだボトルを眺めながら、それぞれの特徴を知る時間も、私には小さな楽しみです
     
     
    今回は、お目当ての一本があったので、迷わず選んだつもりでした
     
     
    ところが、帰宅して改めてラベルを眺めてみると…
     
     
    「あら、違うものを選んでいた…」
     
     
    購入していたのは、探していたものとは別のヴァージンオリーブオイル…

     
    あれほど熱心に説明を読んでいたのに、肝心なところで思い違いをしていたようです

     
    「せっかく専門店まで行ったのに…」

     
    少し残念に思いながらも、今度は間違えて選んだほうのオイルがどんな味なのか気になり始めて…
     
     
    結局、また説明をじっくり読んでしまいました
     
     
    こういうところは、自分でも少し面白いな…と思います
     
     
    お目当ての一本には出会えませんでしたが、思いがけず、新しい味を知る機会になりそうです
     
     
    次に訪れるときは、最後にもう一度、ラベルを確かめることにします
     
     
    好奇心も大切ですが、確認も忘れてはいけませんね…


     
     
    やよい(38)ブログ10/12 00:00

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